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甲状腺疾患、唾液腺疾患、頚部腫瘤

甲状腺疾患、唾液腺疾患、頚部腫瘤について

甲状腺腫瘍(良性)

  • 甲状腺の良性腫瘍はよくみられる病変ですが、小さいものであれば経過観察が主体となります。経時的に増大傾向がある場合や腫瘍マーカーで異常値が見られる場合には診断と治療を兼ねて切除が必要となることがあります。まれですが甲状腺機能に異常をきたす腫瘍の場合にも切除が必要となります。
甲状腺良性腫瘍(腺腫)
甲状腺良性腫瘍(腺腫)

甲状腺腺腫 エコー上は辺縁の整な腫瘤としてみられます。

甲状腺がん

甲状腺がん

橋本病(慢性甲状腺炎)

  • 甲状腺に対して自己抗体ができてしまい、慢性的な炎症および甲状腺機能低下を生じる疾患です。定期的な経過観察が必要であり、甲状腺機能の測定、投薬による甲状腺ホルモン補充が必要となります。

バセドウ病

  • 甲状腺に対して刺激性の自己抗体ができてしまい、甲状腺機能が亢進してしまう疾患です。投薬治療が主体ですが、コントロール不良の場合には放射性ヨウ素内服治療、外科手術が必要となることがあり、専門の施設を紹介することがあります。

亜急性甲状腺炎

  • 甲状腺に炎症をきたす疾患でウイルス性のものではないかと考えられている疾患です。甲状腺部位の疼痛(かなり痛いです)、圧痛をきたし発熱もみられることがあります。圧痛部位が移動することもあります。鎮痛剤での対症療法が主体ですが、症状が強い場合ステロイド薬の内服が必要となることもあります。数週間をかけて甲状腺機能が亢進、低下、正常化するため経過観察を必要とします。
両側甲状腺に低エコー域が不規則にみられる強い疼痛を伴います
両側甲状腺に低エコー域が不規則にみられる
強い疼痛を伴います
炎症が強いためステロイド投与約3カ月後に正常化
炎症が強いためステロイド投与
約3カ月後に正常化

唾液腺腫脹(耳下腺、顎下腺)

  • 唾液腺腫脹をきたす病態としては唾石症(食後に腫れる)、ムンプス(おたふくかぜ)、膠原病の一種(シェーグレン病、IgG4関連疾患)などがあります。また生理的肥大(病気ではない)で腫れが目立つこともあります。血液検査、CT、エコーなどで診断を行います。
耳下腺エコー像

耳下腺エコー像

び慢性(全体的な)唾液腺腫脹の見られた方
慢性的な炎症、IgG4関連疾患、悪性リンパ腫などが疑われます

唾液腺腫瘍

唾液腺腫瘍

頚部リンパ節腫脹

  • 頚部のリンパ節は様々な原因で腫れることがあります。口腔内、扁桃腺などの炎症性疾患による腫れ、ウイルス性疾患によるリンパ節腫脹が多くみられます。頭頸部がんの転移や悪性リンパ腫などの腫瘍性病変によって腫れることもあります。鎖骨の上のリンパ節腫脹ですと腹腔内臓器の腫瘍によって腫れることもあります。この他結核などの特殊な感染症による腫脹がみられることもあります。内視鏡検査、CT検査、超音波検査、血液検査などを組み合わせて総合的に判断します。必要時には高次医療機関を紹介します。
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