睡眠時に呼吸停止、または低呼吸になる病気
- 「いびきがうるさい」「日中の眠気がある」「朝起きると体が重い」のいずれかがあれば、睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)が疑われます。
- 睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まり、十分な睡眠が得られないことによって日中の眠気を催します。症状としてはほかに、倦怠感、熟睡感が無い、起床時の頭痛、ED(勃起不全)、夜中に何回もトイレに行く、などがあります。
- 適切に治療しないと、眠気による交通事故、高血圧や糖尿病、心臓の病気や脳卒中などを招く確率が大幅に上がり、死亡率も高くなることが知られています。仕事や日常生活に何かと悪影響が出ますので、放置するのは大変危険です。
扁桃肥大、アデノイド増殖症
- いわゆる扁桃腺が大きくて睡眠時無呼吸になっている場合には口蓋扁桃摘出術が有効とされています。小児でアデノイド増殖症のため鼻からの呼吸が阻害されている場合にはアデノイド切除も同時に行います。外科的治療を要しますが、根本的な解決に結びつく可能性が高いです。
CPAP (Continuous Positive Airway Pressure) 療法(持続陽圧呼吸療法)
- 睡眠時無呼吸症に対してはCPAP療法などできちんと治療すれば、健常人とほとんど生存率は変わらないと考えられています。鼻に装着したマスクから圧力を加えた空気を送り込むことによって、ある一定の圧力を気道にかけ、気道の閉塞を取り除く治療法です。中等症から重症の患者さんにとても有効で、今や睡眠時無呼吸症候群のもっとも重要な治療法となっています。
- この他、肥満の方には減量、鼻疾患がある場合には鼻閉を取り除く治療も重要です。下顎が小さい場合には歯科口腔外科でマウスピースを作成して就寝中につけることもあります。
- 診療科目/
- 耳鼻咽喉科・小児耳鼻咽喉科・アレルギー科
- 最寄駅/
- JR中央線「武蔵境駅」北口徒歩1分
休診:水曜・日曜・祝日▲土曜:14:00~17:00
窓口受付時間:午前診察12:15まで 午後診察18:15まで(土曜16:45まで)
開扉は診療開始10分前です
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